少ない給料の中から花束と時計をプレゼントしました。花束と言っても大きな花束ではなく、小さめの花束でお店の人にも一緒に選んで貰って可愛い感じの花束でした。
本当は時計だけは長く使って貰いたいので高くても良い時計をプレゼントしたかったのですが私の給料では難しかったので普通の時計のプレゼントをしました。
それでもプレゼントした事でとても喜んで貰えたのは嬉しかったです。でもその時に「プレゼントはいらないから自分の欲しい物を買いなさい。
お金がもったいない。無駄遣いしないで自分の必要な物を買いなさい。」と言われたのはショックでした。
敬老の日にプレゼントする事で喜んで貰いたかっただけなのに本当はいらない物で嬉しくなかったのかもしれないと思い悲しくなり複雑な気持ちになりました。
後日、プレゼントした時計をしてくれていたので喜んで貰えていると思いやっぱりプレゼントして良かったと思い嬉しくなりました。
何故「プレゼントはいらない。」と言っていたのかを聞くと「今のように何でも手に入る時代ではなかったから欲しい物はない。
それよりも自分の為にお金を使って欲しい。」と言われました。プレゼントが嫌だった訳でなかったのでホッとしました。いくつになっても自分の事より私の事を心配してくれているのに涙が出ました。