憧れの7段飾り

私が小学生だったころのひな人形は、七段飾りが出始めで私の家では人形ケースに入った、それでも五人囃子までついたものでした。

でも、私は、二女でもあるため自分のおひな様がなく、七段飾りのおひな様に憧れていました。

一度、従妹の家でのひな祭りに招待され祖母が縫ってくれた絣の着物を着て参加しましたが、従妹は振袖七段飾りのおひな様となんだか差をつけられたような気がしたのを覚えています。

親達がどう思ったのかわかりませんが、それ以来従妹の家でのひな祭りはなくなりました。

翌年からのひな祭りは、祖母と一緒におひな様のためのお供えのお餅を作りをしました。たくさん作ってご近所にも届けていました。

今は、祖母も亡くなりお供えのお餅を作ることはなくなりましたが、人形ケースに入ったおひな様は五十年たった今も自宅にあり娘が大切にしてくれています。