ひな壇の最下段に座っていたのは・・・

母から聞いた話です。私が産まれて間もない頃、両親はひな人形を買いに行ったそうです。当時マンション住まいだったので、シンプルにお内裏様とお雛様だけの平飾りにしようと行く前に二人で話し合っていたそうなんですが・・・。

人形屋さんに着き、並んでいる色々なお雛様をあっち見、こっち見した父が「これにしよう!」と指差したのは、それはそれは立派な七段飾りだったのです(汗)

いざ立派なお雛様を見ると、娘のためにより盛大なものを選びたくなったんでしょうね(苦笑)優しい親心を感じます☆

ところで実家には、ひな壇の最下段に他の雛人形と並んで飾られている(座らされている?)赤ちゃんの写真があります。赤ちゃんの頃の私です。

もちろんそんなことをされていたことは覚えていませんし、赤ちゃんの私もどこに自分が座っているのかわかっていなかったと思います(苦笑)両親が遊んでいたんですね。いや遊ばれていたのかな?

当日を待つ楽しみ♪ひしもち&ひなあられが早く食べたい!

もうすぐ3月3日の桃の節句の雛祭りですね。
雛祭りといえば私が幼少のころにも母がお雛さまの飾り付けをしてくれました。

小学生のころまでは2dkの狭いアパートに住んでいたのですが、祖母が奮発して買ってくれた7段飾りのお雛様が大好きで、3月3日が近付くと母に毎日、毎日「いつお雛様出すの?」としつこくせがんでいたことを思い出します。

もちろん、雛人形もかわいらしくてきれいで好きだったのですが、特に好きだったのは雛段の一番下の段の小道具たちでした。
嫁入りお道具のかごやら、タンス、お重などをよくつついては母におこられていました。

ぼんぼりは、当日だけ点灯して良いことになっており、ひしもちやひなあられも一緒に飾り付けしていたのですが、それも(早く食べたいな~)と思いながらひな人形を眺めつつ3月3日まで、わくわくどきどきしながら過ごすのでした。